信じるほどに
肥大化されて
疑うほどに
狭くなる
本当は
どっち
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テーマ : 詩
ジャンル : 小説・文学
本当じゃないから
くぐもっているけど
隠したいのも
本当だろう
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あやふやなはずの存在が
確かにこちらを見つめるから
確かなものにするために
その存在を見据え返す
差し出された
羅針盤を
握り返してもいいか
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光も届かない掌の中
どうせ
何も掴めないなら
闇なんて
握りつぶしてしまえ
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繋がらなければ
不安ならば
その手を握ってあげましょう
繋がることが
不安ならば
そっと拒絶してあげましょう
どちらにしても
感じるだろう
そこに
おまえが
生きていること
意外と
私が
側にいること
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